日本にもどってまいりました

今回は、演奏会もそうですが、なんといっても、ヴァイオリンの大手術がメインです・

継ぎネックという修理で、約1ヶ月、費用はなんと20万円

円高でただでも、貧乏旅行ですが、

これは1年前から予約していたことなので、仕方ありません。

楽器は何百年もたつと、弦の張力でネックが下がっていきます。

少し下がってる程度なら駒を削ったりして、調整できますが、

それを繰り返しても、いつか限界がきてしまいます。

私の楽器は160年もたっているので、私の世代にしっかりと責任をもった修理をすることによって

これからも長生きできるいい楽器になっていきます。

今回滞在中の演奏会はすべて代えのヴァイオリンでの演奏になりますが、

その楽器の一番きれいな音を奏でられるようにがんばります