Beethoven -5th Symphony, 4th movement: Allegro; Presto

 

子供の頃からベートーヴェンは大好きで、

当時、カラーコピーができる店を探し、

本に載っていたベートーヴェンの肖像画を大きくカラーコピーして、

何枚も部屋などに貼っていたほどです。

そんなきっかけになったのは、学校の確か夏休みの宿題。

作曲家の生涯や作品をレポートにするというものがあり、

私は、ベートーヴェンのあの有名な運命の事を調べてみたら、

ある解説に、あの曲の冒頭の”ジャジャジャ ジャーン!!”というのは、

人生の運命の扉を開くノック音のようだという解釈・解説がありました。

運命の扉を開いても、開いても、前に立ち誇る運命の壁。

私達はその運命の扉を一生叩き続け、ドアを開け、また、さらに行き詰る。

1楽章はそのノック音”ジャジャジャ ジャーン!”が主題になって前に進まずそれで終わるのです。

その音楽解釈の発想に単純に感動したのでした。

実際ベートーヴェンがそう考えてたのは知りませんが、

彼の運命は、多くの人に感動を与え、生きる力を今現在も与えている事に、とてつもない偉大さを感じます。

私にできる最高の解釈と表現でのぞみたいと思います。

ちなみに、ベートーヴェンの運命の最終楽章は喜びに溢れています。

どんな運命を持って生まれたとしても、あなたはその過酷な人生に勝利するのです。