同じ1時間でも練習方法によって
得られるものが変わってくる。

効率的に、本番で失敗しないように練習するには、
練習中は、かならず集中していなければならない。

テレビを見ながら練習すると言った子がいたが、
とんでもない!

部分練習と通しの練習。

部分練習では、苦手なところを細かく区切って練習する。
フレーズを分解し、リズムを変え、テンポを変え、繰り返す。
が、1回ごと、意識して、注意を払って、繰り返す。

通しの練習では、最初から最後まで決して止まらないように練習する。
暗譜を忘れても、間違えても、
本番と同じように切り抜ける。
緊張感をもって、最後まで弾き通す。

恩師はいつも、頭を使って練習しなさいと言っていた。
(私はどちらかと言うと、要領がいいほうではなかった。)

そして、私も今、生徒に同じ事を言っている。