ドクドクするぜぇ~!

まだ粗大ゴミの収集が行われていた時代には、楽器や電化製品を求めてバンドのメンバーと夜な夜な収集所をよく徘徊したものです。
勿論、基本的にはゴミな訳ですが、まだまだ使える電化製品やミッドセンチュリーなオールドファニチャーをよく見掛けました。又、その当時でも、既にプレミアがついていた「テスコ」のエレキや新車のリトル・ホンダPC50(嫁入り道具と思われ、紅白たすきがシートに…)等、いろいろありました。
そして、その時に見つけ、未だに手元に残っているのが画像の'60年代の辞書2冊(英語Ver.と独語Ver.)です。『A Pictorial Dictionary』のタイトルが示す通り、様々なシーン,物事の挿絵が毎ページ描かれ、図示された番号で単語を調べる、少し不便な英英辞典と独独辞典になります。
使い方は多分、スクーターの各部名称が知りたいなら「Motorroller und Kabinenfahrzeuge」(画像下参照)のページを開き、『え~っと』って調べるものかと思われますが、それがどういうモノかは判りません。判るのは単語名だけ…。
しかしながら、味わい深いタッチで描かれた挿絵は何れも興味深い。又、ドイツのBILDWORERBUCH編による本国向け辞書なのか、ページ割がジャーマン的で、医療現場のページでは、かなり細かく名称が記載されています。
何と言っても注目は、前述のスクーターのページ。「ハインケル・ツーリスト」を始め、「メッサーシュミット」,「イセッタ」が取り上げられています…やはりジャーマン的。ちょっとドクドクします!
と言う訳で、もはや辞書というよりは、登場するアイテム,服装から当時の風俗・文化を知る上で貴重な資料となっている様な気がします。