トラに乗ってこそ一人前! | 旧・今日のキャプテン・アルフレッド

トラに乗ってこそ一人前!

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ここ最近、日本市場で好調なセールスを続ける「トライアンフ」ですが、それらは団塊世代の『リターンライダー』急増に関連していると思います。
多くの団塊世代の方々は、『トラ=最速』の図式が成り立っていた時代にオートバイに興味を抱き、60年代後半に国産車が台頭し始めた時には、高度成長の中『バリバリ』働かれていて、その間にトラが、最速の座を退き、労使抗争,社内分裂,倒産…と衰退していた事をご存じない方もいらっしゃる様です。つまり、未だ『トラ=最速』なのです!
この図式は、ボクの父親にもあてはまり、ボクは幼き日から『英』才教育を受けてしまった為、未だに「W1=パチモノ」と、心のどこかで思ってしまいます…。
今のトラは、90年代に再建された新生トライアンフで、かつて最速マシンを生み出したトラとは全く別物ですが、その企業努力は素晴らしい。
再建当初は、苦戦を強いられていましたが、クラシック系モデルのヒットで一気にセールスを伸ばし、その収益で最新マシンを開発。見事にクラシック・スポーツ・クルーザーとカテゴリー毎に人気車種をラインナップしています。
これらの販売拡大には、勝手な想像ですが「ヒンクレー工場火災」が大きく関わっている気がします。ボンネビル,スラクストン等が好調に売れ出した時の火災…。『欲しいのに手に入らない』そのような状況下に晒され、消費者の購買意欲が高まったのだと推測しています。
ちなみに画像は、浜松オートのスタート巧者・福井次郎(8期)の『ムホーマツ』1号ですが、『トラ』です!
今でこそ、オートはスズキ『セア』のワンメイクとなってしまいましたが、昔はメグロ,極東,トーヨー,フジ(HKS)そして『トラ』の競走車が走っていて、『トラに乗ってこそ一人前』だったそうです!
と言う訳で、『トライアンフ』は団塊世代の方々にとって、特別な存在なのです。