のめばのむほど | 7人の花嫁

7人の花嫁

和みカフェにようこそ

酒乱のおじいさんがいました
複雑な説明だけど 
父親の
いとこのお父さん
婿養子だけど
いつも おとなしい

そこの家は
私より三歳上の
息子と 事情があって
子供と今は 暮らせない
子供たち数人を 無認可で

預かっていて わたしも
母が 小学生の時
大きい手術をしたので
預けられました
妹は 母方の祖父母
私は 親戚? 
おじいさん 毎日 色紙
スケッチブックに
水彩画を書いていて  

さみしくて お母さんに
会いたい
七歳ごろ おじいさんの

絵をずっと見たり
広告の裏紙の白いとこで

落書きしたり
でも
相撲が終わって ご飯のころから
くもゆきがおかしくなって

包丁もって暴れ
いつも
他の子達 と
斜め向かいのご近所に

避難


なんで それを 思い出した

昨日 のみすぎまして

ただいま 脱水状態に

のんだら 楽しくて
哀しくなる
お酒なのだ

はい 御陽気に

会社で 若い時
ほとんど 飲めなくて

でも その場を 盛り上げようと

宴会部長って 
これも 自分を
偽って 生きていた
時代の
なごり

おじいさん 

水彩画  酒

水飲んで

酔いさまさなきゃ