蕾のまま 枯れていいや | 7人の花嫁

7人の花嫁

和みカフェにようこそ

私が徹底的に父親と食事を
とらなくなった理由に

今おもえば すごく 単純で
私が 今みたいに ませてたら?

50近くてませているというのは
いかがなものか

中学二年まで胸は ぺたんこだった

いわゆる 人より思春期が というか
第二次成長期が かなり
遅かったと思う  ものすごく 遅かった
男子に よく 胸につける下着の事で
からかわれた

夏 白いセーラー服を
着ているとき
私は ノースリーブの キティの
シャツを着ていた
後ろの男子が へらへら笑いながら
おまえつけてないだろう

とあざ笑う  

なんでわかるがけ?
ってきくと ラインがみえないからという

ショックで 家に帰って
夕飯時  ビールを飲みながら
プロレス中継を見ていた父親が

ちらっと 私をみて
おっ お嬢ちゃん
 少しは 胸大きくなったかい

と こともあろうか わが娘に ぬかしやがった
思いっきり ちゃぶ台をひっくり返す
と いいたいとこだが
バンと 両手で テーブルをたたくと
もう いらん 食べん
と 自分の部屋に 閉じこもった
泣きながら 母親に もう あの人と
御飯食べたくない
と いって  わが家の 関係が
急速に冷え切っていったのは
この胸事件
たかが胸 されど胸

年頃になりかけた 娘は
父親に そういうことを いわれたくなかった

はやく この漁師町を でなければ

と 泣きながら
アガサ クリスティを
その日 まる一冊 読みましたとさ

わたしがデリカシーのない人間である
ということは ちゃーんと 知っている

でも 父ほどデの字もない人を
みたことも きいたこともない
彼の武勇伝は ありすぎて
書けない

でも 潜在意識で
男が 男性が キライなのは

彼の影響大

ここで 私 男 好きです
と書くのも
また デリカシーのない話では
ある

多感な娘時代ということで 私がね

世のなかのお父さんは
きっといわないよね?