心のカレンダー | 7人の花嫁

7人の花嫁

和みカフェにようこそ

私の部屋兼 今を兼ねている
部屋 一番いい部屋 エアコン一台
夏は この部屋で シマリスと過ごす

家のカレンダーは リラッくまの カレンダーで
中身がどす黒い

ばーちゃん死んだ日
お父さん 命日

電気代払う最終日

病院行く日

と ものわすれが激しい私には
必需品

もうすぐ シャンプーなくなるから
買い物 なんてのもある

だれにも みせられない 

心のかれんだーちゅもんがある
あとだいたい5カ月で シマリス卒業

大学に行くなら今頃必死で勉強だろう

かわいそうに 受験勉強したい子たちは
吹奏楽部が 東日本吹奏楽コンクールという
いままで
でたことのない大会に出るので
毎日 練習 練習 土日 関係ないし

いままで 学校で おそろいの吹奏楽の
コスプレじゃない えーと 専門のブレザー
なんか なかったのに そろえちゃったりして

シマリス 遊びまくる高校ライフを望んでいたが
母 絶対それはイヤと思い 自分から
家の子 クラリネットやってますと
吹奏楽部の勧誘に 親から声をかけた

ちなみに吹奏楽で まじめな ハイスクール生活
を 送ったかといえば ましに なっただけ

つけまつげ カラーコンタクト
いろいろありました
コンクールは来月
そして バタバタと 卒業後の進路

親って馬鹿みたい
心の中の カレンダーには 一日終わるごとに
小さいバッテンを つけている

長女は 帰ってきた でも また 飛び出すだろう
元気になったら

ほんと 一人だね

一人なんだよ 家族がいても
友達がいても

最後の始末は自分でつけなきゃね

ふっ   ギター背中にしょって
波止場で たたずんでみようかな


わからないでしょう 若い人は
私も リアルに知らないんだけどね

恋しやね
昭和の音が
しのびよる


って はやく 帰ってきて ご飯食べてください

といっても 無理か

シマリス 悪いが 君との生活は
お互いに 無理だ

よその窯の飯をくって
気がむいたら 戻ってこい

なーんてね
お嫁に行ってたりして
妄想