先日、「奇想の系譜」展を見てきました。
思ったほどの混雑ではなかったのでかえって意外!
若冲の絵もじっくり見ることができました。
私としては、岩佐又兵衛の「山中常盤御前物語絵巻」が一番、心に残りました。
奇想系譜展 チラシより
山賊に襲われる場面が描かれているのですが、血が飛び散ったり、首が飛んだり、と凄惨な場面があるかと思えば、山賊が奪った打掛や、装飾品が細部まで細かく描かれていて、目が釘付け。
おどろおどろしいもの、けっこう好きなんです。
他にも奇想というだけあって、龍などの空想上の生き物や、想像を巡らせて描かれたと思われる絵画がたくさん。
発想のすばらしさに感動します。
「奇想の系譜」展は、東京都美術館で4月7日まで開催中です。