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2021/年3月22日にリニューアルOPENしました! 「40歳からのSサイズワンピース専門店Ruby」の店主Shiです。
「歳をとってからでもやりたいことはできる!」
「後悔しない人生を送りたい!」をモット-にチャレンジしていくワタシを発信しています。
最近はオトシゴロで、体力、気力の波がありますが、それでも少しずつ進んでいます。
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こんばんは。
ブログの更新がかなり開いてしまいましたが、なかなか忙しめに過ごしています。
前にちらっと書いたかもしれませんが、12月からご近所で1日4時間、月9~10日ほどバイトをしています。
私の場合、夫の勤務時間が長いので、このぐらいのペースで朝から4時間働いてちょっとカラダを動かしている方が気分的にも少し良いようです。
でも、バイトが終わると疲れて、お昼寝必須なんですけどね。
先週は、バイトに加え、「HAPPYチャリティーバック」とそのアンケートにご協力いただく方(Ruby応援団に加入してくださった方)の特典の製作の依頼でオーダー担当者のところに打ち合わせに行ったり、秋冬の新作の打ち合わせに行ったり、そのボタンや生地の注文をしたりしていました。
今週も、ビジネスの大先輩にお話を伺いに行ったり、仮縫いがあったり、注文していた荷物が毎日のように届くのであります。
ここまでは私の近況でした。
このブログを読んでくださっている方は私が本好きであることをご存じかもしれませんが、最近読んでいる本が当たりすぎる!
というころで、面白かった本を簡単にご紹介します。
前から買ってあった「あちらにいる鬼」。
井上荒野さんは私にとって初めての作家さんです。(以前、「切羽へ」で直木賞をとられています)
なぜ興味を持ったかというと、この荒野さんの小説家のお父様(亡くなられています)と故瀬戸内寂聴さんの不倫のお話だから。
そうです、ミーハー心満載で購入しました。
私は寂聴さんは昔物書きだったということも知らなくて、気付いた時にはもう出家されていたんですよね。
(でも、恋多き女性でものすごい人生を送られた人ということだけ、なんとなく知っていました。)
この小説では寂聴さんは別の人に恋をして、その人の元に行くために、子供を置いて離婚しています。
その後、著者のお父様と出会い、最初は寂聴さんの文を添削するようになり、心とカラダが繋がっていくようになる。
そして、寂聴さんとの不倫中も、常にちょこちょこ女性に手を出しいていたという著者の父。
そして、そんな夫の全てを知りながら、最後まで看取る(著者のお父様は癌で亡くなる)著者の母。
色々な人と浮名を流すご主人を、なじったり、責めたりすることは一切なかったようです。
本当は、感情を表に出さなかっただけで、きっと色々な思いがあったに違いありません。が、全てを包み込んで愛していたんだなと読後に感じました。
途中、寂聴さんと奥様が一緒になる機会もありましたが、二人とも大人の対応で・・。
寂聴さんは、その方と不倫中に出家することを決め、出家します。お互いの愛情が薄れてきたのを感じたようですが、「出家」ですから、今までの人生を振り返ってそう決めたのだと思います。
この本は、寂聴さん(みはる)側からと、笙子(奥様)さん側からの目線で進んで行きます。
初めての作家さんでしたが、二人の心理描写が絶妙です。
だからなのか、「不倫」というコトバはあてはまらないような気にさえなります。
大人女性のそれぞれの愛し方・・が描かれている感じです。
肝心かなめの著者のお父様が亡くなっても、頻繁ではないけれど二人の関係は続きます。
寂聴さんが本を送ったり、奥様からハガキが届いたり。
私が感じたのは、同じ男性を真剣に愛した二人は同志のような関係だったのでは・・と感じました。
とにかく読み応えのある小説です。
ドロドロ感はありません。
そして、私は井上荒野さんの使うコトバ、文にとても興味を持ちました。
他の本も読んでみたいと思います。
小説が好きな方でしたら、是非読んでみてください。
それでは今日はこの辺で〜。
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