一番のきっかけは、自分のためだったような気がします。
企業で働くには短所になる得る性格を長所として捉えたかったから。
自分の良い部分を活かしたかった。
真面目すぎて、時間をかけ必死に対応しすぎるところがあります。
バカみたいな話かもしれませんが、正社員で働いていた会社でこんなことをやってしまいました。
正直、忙しいトコロではありませんでした。(一般企業とは異なる団体職員でした。)
当時の私からすると、おじいさんといった感じの年配の男性から電話がかかってきました。
明らかに間違い電話。
公衆電話からかけているのもすぐにわかりました。「ここは◯◯なので△△ではないのですよ」とゆっくりと大きな声で説明しました。
おじいさんは明らかにがっかりした様子。
携帯もない時代。
狭い電話ボックスの中で肩で受話器を抑えながら重たいタウンページを開き電話帳の小さい字の中から探すのは大変だろうと思いました。
そしておじいさんから「そうか、そこは違うのか。どこにかければいいんだろう・・・」と途方にくれた声が聞こえました。
私は、うわ、おじいさん悲しそう。何とかしてあげたい・・という一心で、「少し待っててください」と言って私が電話帳で探しました。結局おじいさんからのわずかな情報で探し当てることはできなかったように記憶しています。
役に立てなかった・・とちょっと残念な気持ちで電話を切りました。
すると、上司に「間違い電話か?」と尋ねられました。(仲が良い上司でした)
「間違い電話なんですけど、途方に暮れられてたので調べてあげようと思ったのですが見つかりませんでした」と告げると、
「バカじゃないの~」と言われました。
パコーン 

え、・・・。
そこで、我に帰りました。( ̄▽ ̄)
そ、そうか

と思ったのも束の間、若かった私。
「だって忙しくないでしょー!親切心をバカとは酷すぎるー!!!」と。
社会人としてはどうなんでしょうね。
やっぱり良くないのかもしれませんね。
そんなことやあんなこと、私の中のジレンマが今の職場でもあります。
組織が大き過ぎて、心情的にはどうにかしてあげたくても私ではどうにもできないこと。それをするとお客様にとっては良いことでも組織的には良くないこと。
そんな経験を得て、漠然とですが、自分を生かすことをやりたいと考えるようになりました。
迷えるうりぼう Shi。 (イノシシ年です)
TOPS プルオーバー(緑ギンガム)
S
BOTMS リネンロングスカート S (Ruby昨年の夏の商品・完売しました)
つづく・・・
ポチッと押して「Ruby」と「店主Shiのブログ」を応援していただけると嬉しいです。