息子くんの小学生の頃の学力はさほど高くなく、特に国語は壊滅的にひどい状態でした。小学5年生で基本的な国語ドリルを買ってやらせたら、全く解けなくて、4年生のドリルをやらせてもダメで、最終的に3年生のドリルをやらせていました。社会科は、都道府県と県庁所在地すら正しく覚えていないレベルでした。

 

6年生の夏くらいに、このままでは流石に厳しいだろうと考え、栄光ゼミナールに通わせていました。しかし受験対策には間に合わず、当然の結果として立教池袋中学(AO入試)も日大豊山も落ちました。地元の公立中学に入学時の息子くんの学力レベルは大体こんな感じで決して高いものではありませんでした。

 

我が子のように小学時の学力がさほど高くない子でも、高校受験で早慶の合格を勝ち得るチャンスは十分にあります。特に中受で中堅校が不合格だったとしても、3年後には、その更に上の高校に進学できる可能性は十分にあります。

 

できるだけ早い時期(中学1年)からサピックスや早稲アカにサボらずに通塾し、宿題を愚直にコツコツとこなしていけば、3年間で子供の学力は親の想像を超えるくらい伸びます。偏差値70を超える進学校や大学付属校は夢ではなくなります。早慶以上は無理でもMARCHレベルの付属校の合格は現実味を帯ます。(当然、その為には部活や遊びはある程度、犠牲にする必要はあります。)

 

中学受験は受験者数が年々増え続け、熾烈になっています。早熟で地頭が良かったり、特殊能力に秀でている子が圧倒的に有利ですが、高校受験は異なります。

 

神童達はもういません。いたとしても少数です。残った子供たちの戦いとなります。極めて普通の子でも、できるだけ早い段階から愚直に受験勉強に取り組めば、中受では考えられなかったレベルの高校を狙えるようになります。