2021年、息子くんは立教池袋中学(AO入試・倍率約10倍)、日大豊山中学(一般・倍率約16倍)を受験し、両方とも不合格になりました。スマホで不合格を確認した時の本人の落胆ぶりは今でも忘れられません。

 

それから一週間後にはSAPIX中学部に入塾し、地元の公立中学に通いながら2024年の高校受験を目指しました。小学校の同級生の多くは中高一貫校へと進学し、友達同士で遊んだり、部活動など中学校生活を謳歌していましたが、息子くんはひたすらSAPIXで夜遅くまで勉強、宿題をこなす日々を過ごしました。

 

このブログは、中学受験の失敗から高校受験までの道のりを書き残そうと始めましたが、仕事が忙しくなり、ずっと放置した状態になりました。そんなこんなで月日は流れ、あっという間に2024年の受験シーズンに突入しました。

 

結果的に息子くんは第一希望であった「慶応義塾志木高等学校」と「慶應義塾高等学校」二校から正規合格を頂くことができました。

 

お世話になったSAPIX中学部の先生方には感謝しかありません。今、思い返せば、中学受験で立教池袋、日大豊山ともに落ちて良かったと思えます。またあの時、中堅クラスの中高一貫校を選ばず、「公立中学校」+「SAPIX中学部」の道を選んで正解だったと思えます。

 

残念ながらYouTube等で中学受験を検索すると、公立中学校の内申が取りづらいなどのデメリットな側面を強調し、中高一貫校のメリットを全面に押し出している動画ばかりです。

 

では、果たして本当にそうでしょうか?SAPIXも早稲アカも小学部ばかりクローズアップされて、中学部の情報はあまりありません。経験から言えば、公立中学校のメリットもとても大きいのにも関わらず、あまりその情報がありません。(皆様のお役に立てるよう経験者として時間がある時においおい書いていければと思います。)