サピックス中学部一年生、最初のクラス分けテストの結果が出ました。テスト内容はほぼ基礎問題です。テスト結果は分析レポートとなって渡されました。各科目の順位、偏差値、問題ごとの回答率など、事細かに分析されています。これを見れば、客観的に学力がわかるようになっています。そして子供や親御さんはそのレポートを読めば、どこを重点的に学習すれば良いか把握できます。これは流石のサピックスです。徹底しています。

 

クラス分けの基準ですが、偏差値50以上は応用クラス。50以下は基礎クラスになります。(中学一年生は、応用と基礎の2クラスしかありません。)今後、毎月、テストがあります。

 

5月:サピックスオープン(公開模試)

6月:マンスリーテスト

7月:クラス分けテスト

 

これら毎月のテストの結果でクラスが変わってきます。

 

水泳選手コースも毎月、公式タイムを計る記録会があります。選手は、それを一つの目標として、日々、泳ぎ込んでいます。しかし息子が所属する水泳クラブではコーチとの面接指導はほぼありません。ひたすら泳ぎこみをさせるのが主な業務みたいな感じです。ちょっとしたアドバイスレベルです。本気でトップレベルの選手を数多く輩出したいなら、頭脳面でアスリートのトレーニングを支える人材が必要だとは思います。若手のコーチの中にもその重要性を認識している人がいますが、彼らがリーダーシップを取れる立場にならないとどうにもなりません。それにはあと10年くらいかかるのかもしれません。(クラブを牛耳る、やたら怒鳴る老コーチは聞く耳を貸さないでしょう。)

 

もちろん進学塾と水泳コースはやっていることが違うので比べられませんが、「分析力」は、進学塾業界はかなりレベルが高いです。それはサピックスに限らず、早稲アカ、そのほかの大手進学塾でも高いと思います。

 

人生を賭けて努力している集団の中では、きちんと分析する努力を怠らず導いてあげないと、倫理的にダメだと思います。特に子供は人生のいろいろな選択権を切り捨てて、努力しているので。これは私個人の考えです。

 

話を戻しますが、サピックスの毎月のテストや公開模試は学習していく上での目標となります。(それは親子ともストレスではありますが。)息子は自分なりに分析して、次は、ここを気をつけようとか、色々と考えているようです。私としては、「子供のテスト結果に一喜一憂しない」と決め、余計な口出しはしない。それを守ろうと思います。