朝、学校に行く時玄関でお見送りしていたら

くるっと振り返り、


「ママ、愛してるドキドキドキドキドキドキ


と、満面の笑みで登校していきました。


朝から元気をありがとう照れ

字を覚えたての幼稚園児の頃



毎日家中に貼り付けてあった息子からのラブレター


お風呂では、曇った鏡に書いていたラブ


いつも癒しをありがとうラブラブ

私は、出かける用意をしてリュックを背負った息子に聞いた。


「ママがお仕事の間一人で外で待っていられる?」


「外ってどこで?」


「うーん…マックとか?」


「できる!」


こんな事していいのだろうか…

でも、滅多に駄々をこねない息子がこんなに言っているんだから、今日だけは受け止めたい。


いつか息子がこの事を思い出して、間違っている事だとしても母親が自分を受け止めてくれた、自分の我儘を無理をしてでも受け入れてくれた、って思う事で力になる時があるかもしれないと思ったのです。


息子と手を繋いで家を出た。

駅までの道のり、1人で待たないといけないよ、多分楽しくないよ、それでも本当に行くんだね?と何度も確認した。

息子は、わかってる、それでも行く!と言い張っている。


駅に着いて電車に乗った。

超満員電車の時間は過ぎていても、混んでいる時間。

普段平日朝の電車に乗ることがない息子。

押されてちょっと苦しそう…

2人で立ちながら、私は息子の背中を支えた。


10分程経つと、


「まだ着かない?」


「まだだよ。乗り換えもあるし。」


「…来なければよかったかも。」


えー!!もう?ポーン