前回のブログで、何故メラノーマの方が良かったと書いたのか、理由も書いてみる。
ズバリ 住宅ローンが無くなる可能性があったから。
今の時代、数千万の住宅ローンを組む際、保証人などは必要ない。
代わりに、ローンを申し込む民間金融機関から、団体信用生命保険の加入を義務
付けられる。
団体信用生命保険に加入していれば、死亡・高度障害状態などになった時、住宅
ローンの支払い義務が消滅し、全額チャラになる。
さらに言うと、3大疾病保障付きや8大疾病保障付きの団信に入れば、その保証す
る病気や状態になった時にも保険適応で支払い義務がなくなる。
例えば、賃貸物件に住んでいる方が、事故で半身不随などの障害を負って働けな
い状態になってしまっても、家賃は支払って行かなければならない。
しかし住宅ローンで団信に加入していれば、半身不随などの障害を負った時点で支
払い義務が無くなる為、賃貸に比べて負担が軽減する。
賃貸物件の方が死亡した場合は何も残らないが、団信加入者が死亡した場合は住
宅ローンが無くなった上、土地建物を家族に残す事が出来る。
なので死ぬまで賃貸で住むよりも、無理無い範囲でローンを組んで、一戸建てや分
譲などを購入した方が良いと思っている。
うちの加入している特約付きの団信は、メラノーマも対象になっていたので、住宅ロ
ーンは無くなるんじゃね? って思っていた訳です。
メラノーマは本当に恐ろしい病気であると認識しているが、早期治療であれば完治・
生存率も高いので、例え癌になっても住宅ローンが無くなるのは有難いなぁと思った
んです。 毎月10万が浮くとなれば、いろいろ余裕も出てくるしね。
まぁ、そんなゲスい考えを神様が許す訳がないですね・・・
団信はメリットも有るが、デメリットも有る。
デメリットは住宅ローンの金利が、0.数%~1.数%ほど高くなってしまう事。
団信の保険適用されずに、最後まで住宅ローンを完済した場合、団信に加入しない
場合に比べて数百万ほど余分に支払う事になる。
今の時代2人に1人が、生涯の内に何らかの癌に罹患すると言われているし、住宅
ローンじゃないにしても、がん保険・医療保険等は必ず加入しておいた方が良いと思
います。