早期教育効果は小学生で消える(Yahooニュース/AERA)
早期教育効果は小学生で消える
AERA 4月19日(月) 11時31分配信 / 国内 - 社会──小学校入学前に読み書きを習得する子どもは多い。その風潮に警鐘を
鳴らす研究が報告されている。本質的な学力を決めるのは親子関係だという。──
■所得よりも養育態度
内田教授の調査では、子どもの学力格差は親の所得格差ではなく、親子のかかわり方が大きく影響していた。たしかに「読み・書き」能力だけみれば、3歳では親の所得や教育投資額が多いほど高かった。しかし、その差は子どもの年齢が上がるにつれて縮まり、小学校入学前に消滅した。文字などの早期教育の効果はわずか、数年しか続かないのだ。
■想像力豊かな子は…
内田教授が文字を習得している幼児と習得していない幼児に、それぞれ空想でお話をつくってもらったところ、文字を習得していない子どもの方が想像力豊かな内容だったという。こうした研究を通じて、過熱する一方の早期教育に警鐘を鳴らしてきた内田教授は、こう話す。
「幼児期には五感を使って親子で体験を共有することが大切です。親子のコミュニケーションや会話のやりとりを通じて、子ども自身が考えて判断し、親子の絆が深まっていく中で子どもの語彙力は豊かになる。お金をかけなくても子どもは伸びるのです」
■鈍る昼間の活動
早期教育の弊害として一番心配されるのは、子どものストレスだ。東北生活文化大学の土井豊教授らが、1997年に幼稚園児の尿を採取してストレス値を比較したところ、早期教育を受けている幼児は、受けていない幼児に比べてストレスが高かった。さらに早期教育を受けている幼児は、昼間の幼稚園での活動が鈍くなっていた。幼稚園後の「お勉強」に備え、日中は活動を休止して子どもなりに心と体のバランスをとっているのだろう。日中の活動の低下は子どもの発育にとってよくはない。ほかにも早期教育を受けた子どもがストレスで情緒障害を引き起こしたケースや、親子の愛着関係に悪影響を及ぼした事例も報告されている。
(Yshoo!ニュースより引用一部抜粋)
全文はこちら↓
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100426-00000001-aera-soci
「根を生やせ 幹を太らせ カモメの子」
ツインズが通っていた保育園の保育方針を一言で表すお題目的フレーズです。
就学前の時期は心と身体をしっかり鍛える時期。
例えば植物でも、根がしっかり生えていない時期に水や栄養をやりすぎたら
根ぐされしてしまったりするわけで、
人間も同様に、発達段階にあわせた水遣りや栄養の与え方が大切なはず。
充分に発達しないうちに文字や勉強をさせるということは、
根もしっかりせず幹も細い木に一生懸命、葉を茂らそうとするようなもの。
一時、葉が茂ったとしても、根も幹も細い木は折れやすい、
というか下手をすればぽっきり折れてしまいかねない。
そんな風に保育士さんたちに指導されてきました。
(他にもいろいろあるけど、これが基本かな)
なんだかとっても説得力があって納得できたので、
なるべくそのとおりに頑張ってきたつもり^^;(完璧じゃないけど)
今のところ、新緑の芽吹く勢いでいろいろ吸収しています♪
(なんというか学ぶ喜びオーラが出てる状態?)
この勢いがいつまでも続きますように。。。。
まぁ、確かにツインズの弾丸トークと想像力&創造力は
なかなかなものだと思う。。。(生活いまいちだけど)
あと身体能力もか。。(とりあえず走るのは一、二番に速いらしい。。。本人談)
なーんて、Yahooニュースの記事を見て思ってしまいました♪
ちなみに、このご時勢に、子供達に大自然の中、思い切り遊ばせ、
五感をフルに働かせて発達を促すべく、いろんな体験をさせてあげるためには
結構な労力とお金がかかりますたけど。。。
↑保育園の森「ワォの森」付近にて撮影(携帯カメラ)
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札幌・小樽圏で、大自然の中、骨太育児を実践したい方に激しくおすすめ♪
NPO法人かもめ保育園 >詳しくはコチラ>> http://www.npo-kamome.org/index.html