傷は癒えても
傷痕は残る
時間が経てば薄くなっても
魂に刻まれた傷は
どうしても自己防衛本能で
フラッシュバックする
それは本当の裏切りでは
なかったとしても
自分の勘違いだったとしても
その人に悪意がなかったとしても…
それでも…
その瞬間の動悸…
衝撃…
悲しさ…
怒り…
自分が大切にされたないと思う心…
馬鹿にされたと思う心…
裏切られたと思う心…
感情が揺さぶられる
自己防衛本能だと分かってても
同じような光景を見ると
フラッシュバックする
ああこれは私の自己防衛本能だと
気づいても
それでもフラッシュバックする
薄くはなっても
あの日あの時の
色んな感情が混ざった
衝撃
他人から見たら
全然大した事でもなければ
気にする事でもないのかもしれない
でも自分にとっては
本当に傷ついて
傷ついて
その時は受け流して
我慢したけど
あの日の傷痕が
ずっとフラッシュバックする
自己防衛本能だと気づいても
信頼する事が出来ない