スワッピングはそんなに好きではない。
ご一緒するカップルさんで、たまに女性が積極的という人は中にはいるけれど、大半は男性が積極的で、というのが多い。
やっぱり相手が好きだからこそ、彼が目の前で他の女性とするところを見るのは、キツい。
彼が気持ちよくてイキそうとか、相手の女性がイってたりすると、泣きたくなる。
それでもスワッピングをするのは、本カノさんに対抗する為だった。
本カノさんは、もの凄いヤキモチ妬きで、相互鑑賞がボーダーライン。
スワッピングはもっての外だった。
最初に会った時、「他の人としているところ見るなんてぜ~ったいに絶対にに嫌!!」と言っていた。
彼にはスワッピングの願望がある。
当然、本カノには言えないので、私に持ちかけてくる。
私は、少しでも彼と一緒にいたい、本カノさんはカップル遊びは嫌いだから、私が受け入れたら本カノさんに少しは対抗できるかも、という気持ちで、カップル遊びの後に必ず2人の時間を作ってフォローしてくれるなら、という条件でOKした。
そこから、彼は積極的にカップルさんを探し、会う頻度も多くなった。
カップル遊びの場所は、シティホテル。
デラックスツインだと、お部屋も広くて4人で入ってもあまり圧迫感がない。
その後、フォローの2人きりの時間を持つために、午後にカップルさんと遊んだ後、私たちはそのままその部屋にお泊まりという流れも多かった。
当然、夜はカップルさんとの絡みをネタに、彼が萌えるので、、彼と濃厚なセックス というご褒美がついてくる。
彼がスワッピングが好きなのは、寝取られ感があって、目の前で他の男性によって感じたり絶頂を向かえたりして、それを2人きりの時に、お仕置きのネタにするところが好きなんだと思う。
あと、一見真面目で清楚な雰囲気なのに、スワッピングしているなんて、という意外性が萌えるようだ。
スワッピングの途中で、3人でしたり4人でしたり、レズプレイがあったり・・・
そんなことしなさそうな雰囲気なのに、そういうことをしている私を見るのが好きらしい。
でも、単独の男性を交えるのではなくて、自分が他の人としているところも見せつけて、ヤキモチを思い切り妬かせたいというのもあるらしい。
本カノさんがいる時点で、めっちゃ妬いてるのに。
私はそんなそぶり見せてなくて、クールな感じだったから、もっとヤキモチ妬かせたいという思いが強くなっていったようだった。
結局、カップル遊びは、6組のカップルさんと会って、最後の1組は、定期的に会うようになっていた。