枯れ葉が舞い落ちてくる公園のベンチに
ひとりぽっちで座っている方を目の当りにすると必ず思い出す歌がある。
枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり
雨に濡れたベンチには 愛をささやく歌もない
恋人よ そばにいてこごえる私の そばにいてよ
そしてひとこと この別れ話が
冗談だよと 笑ってほしい
でも・・・ この画像には・・・
あれは遠い想い出
やがて消える火影も 窓辺赤く輝き 光満ちたあの頃
時は去りて静かに 降り積む落ち葉よ
夢に夢を重ねて 独り生きる哀しさ
越路吹雪さんの 『枯葉』
のほうがお似合いのような気がする。