今年に入ってから気になるチラシが多い。
この映画のチラシも、そのひとつ。
20万回の瞬きで自伝を綴った、驚異の実話! 圧倒的な映像美で描く、きらめく愛の感動作
「身体は“潜水服”を着たように重くても、ぼくの想像力と記憶は“蝶”のように自由に羽ばたく――。」
(チラシより)
観るしかないでしょう!
映画 「潜水服は蝶の夢を見る」 を観た。
「目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなったり、あるいは何か自分の身に大きな悲劇が降り掛からない限り、人は自分の本質を見つける事ができないのだろうか」。とジャン=ドミニク・ボビーは自問自答し、同時に我々に訴えかける。 ロックト・インシンドロームにならない限り、自己を意識したり、他人の共感を得ることはできないのか? 病気にならない限り、天使は助けにきてくれないのだろうか? (中略) 人生の深淵を見つめること。目覚める機会。これは死や病と対峙する我々全ての物語だ。注意深く見れば、そこに意味や美がある。
この作品は原作と同様、一つの便利な道具だと思って欲しい。 死と向き合う事が出来るようにあなたを助ける道具だ。それが僕の目的であり、そのためにこの作品を作ったのだから。 ジュリアン・シュナーベル
(パンフレットより)
3月の半ばに観たのだが、未だに、この映画 「潜水服は蝶の夢を見る」 について話すことが出来ない。
自分の目で見て感じて欲しい。
一度は、見てもらいたい映画です!
映画 「愛されるために、ここにいる」 の“二人”が、出演していたことと、
アルファベットを読み上げてくれる“彼女”の声も眼差しも・・・とても魅力的だったことだけは記しておこう。
公式サイト : 「潜水服は蝶の夢を見る」