先日、映画 「女帝 エンペラー」 を観た。
世界を魅了するアジアの宝石 チャン・ツィイーが贈る
壮絶なほどに美しい復讐劇がいまはじまる―――。
この映画のテーマは 「欲望」。
「欲望」はすべてを創造する。しかしそれはまた、すべてを破壊することもできるのだ。
今宵は何の夕べぞ
搴州の川は流れる
今日は何の日ぞ
王子と共に舟に乗る
恥ずかしさに 面をあげることもできず
切ない思いで 胸は張り裂けそう
王子と知り合えるとは
山には木があるように
木には枝があるように
君を愛する この心を
君は知らず
君は知らず
夜宴の舞台でウールアンへの溢れる想いをチンニーが情感こめて歌い舞う姿が切ない。
寂しさは血の色に染まる
ただ この夢のために
山河は砕け散る
ただ この思いのために
別れては まためぐり合う
豪華絢爛な衣装と歌と、皇帝リーとチンニーが良かった。
「どんな策略も、無垢な心には適わぬということか」 皇帝リーの言葉が心に残る。
だけど、誰が女帝に剣を投げたのだろう。
もしかして、内侍監?それとも・・・・・ う~ん、気になるな~
『これは見事な「ハムレット」翻案映画だ』 と、河合祥一郎氏がパンフレットに書いている。
「ハムレット」、まじめに読んだことないからね~。最後まで読めばすっきりするんだろうか?
そういえば、皇帝リーが知人のご子息にとてもよく似ていて、ドキドキしてしまった。
*上記の青字文章は、全てパンフレットより引用。
公式サイト : 「女帝 エンペラー」