風薫る五月、友人を見舞いに浦和に出かけた時のことである。
快復の早い友人に驚かせられながらも、ホッと胸をなでおろす。
懐かしい話に花が咲き、楽しい時間を過ごすも、彼女はまだまだ病人。
長時間のおしゃべりは退院してからね、ということで病室を後にする。
しかし、まだ時間が早い。このまま家に帰るのも味気ない。
あ、そうだ。
「川口で彫刻展をやってるよ。」と教えてくれた彼女の言葉をおもい出した。
よし、川口駅で降りてみるか、と思いながら電車に乗った。
川口駅に降りたら、「 二人のクローデル展 」の案内が目に飛び込んできた。
かわいい電話ボックスを眺めながら、アトリアへと向かう。
ああ、あれがアートギャラリーか?信号待ちをして、横断歩道を渡る。
こじんまりとしたギャラリーだな~と思いつつ・・・・・・
サッポロビールさん、なかなかやりますね~