アクアマリンふくしま (3) | れいよん・雑記

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明日はあしたの風が吹く。

ヤリイカの水槽のカドに、ツララのように白く長くぶら下がっている “モノ”が見える。

なにかしら?と、近づいてみると、透明のチューブに白い粒々の卵のようなものが見える。

折り良く、館内のガイドさん(?)が目の前にいらっしゃる。

「あの~、これはヤリイカの卵ですか?」 と、尋ねてみる私。

「そうです。水槽の中には産卵場所がないので水槽の角に卵を産み付けてるんですよ。

 そうそう、仲良しヤリイカを見たことある? ん?ない? 運が良けりゃ、今、見れるかもしれないよ。」

と、言われ、一緒に水槽の正面に移動した。


「いたいた!お客さん!ラッキーだよ!ほら、あそこ! 見える?判る?」と、指差して教えてくれた。

いや~、初めて見ましたよ、ヤリイカの交尾! どんなにスピードを上げて泳いでいても離れず!

ぴったりと寄り添って泳ぐ! もう感動!はじめてみたヤリイカのラブラブ!感激と感動!

シャッターを切りまくった! しかし、うまく写っておらず!がっくり!

水槽は暗いし、フラッシュは使えない。にもかかわらず感度調節を忘れてしまう!

せっかくのチャンスだったのに、写真は総て真っ黒。あ~あ、あわてる乞食はもらいが少ないんだな~

気を取り直して、『いろいろ水族館』コーナーでヤリイカの卵を写してみた。

というわけで、小さな水槽の中で育てられているヤリイカの卵の写真を載せておこう。


アクアマリンふくしま アクアマリンふくしま
この小さな水槽の中の卵は、大きな水槽の中の卵を移動させたものそうだ。

袋の中を凝視してみたがヤリイカの赤ちゃんを見つけることはできなかった。


ヤリイカについて説明してくださったガイドさんが、「ひすいかずら、見てきましたか?」と言う。

「ヒスイカズラ? それなんですか?」 と私。 

もう一度戻ることになるけど観に行くなら案内したい、と言われた。

一も二もなく、是非連れて行って欲しいとお願いした。

ガイドさんが親切に案内してくださる。


「これが翡翠葛。 手が届く場所で咲くことは滅多にないし、 今年の咲き具合は、ほんとうに素晴らしい!

見事に咲き誇っている翡翠葛を見た人は、必ず幸せになるって言い伝えられているんだよ。」

と、教えてくださった!

落ちている花もいただいた。翡翠色の衣をまとってお祈りしている姿に似ているような気がする!

私は今も幸せだが、これから先も今以上に幸せになれるような気がした。

ガイドさんありがとう!


アクアマリンふくしま アクアマリンふくしま アクアマリンふくしま


満足して、出口に向かう。

あら? ここに遊び場があったのね! 今まで全く気がつかなかったな~


アクアマリンふくしま アクアマリンふくしま

ね~ね~、ボクも連れてってよ~         お~い、こっちにも来てよ~。ボクと遊んでよ~


あら!ま!こんなところにいたのね、ペンギンさん!

数年前に友人と来た時、記念写真を写した思い出のペンギンである。


アクアマリンふくしま


楽しい出会いと新発見の多かった 『アクアマリンふくしま』 に別れを告げて、 『ら・ら・ミュウ』 へと向かう。


アクアマリンふくしま アクアマリンふくしま


もちろん、おいしい昼食を食べに!