白河駅に戻り、バス停はどこかな?
なんて、探すまでもなく、すぐ判った!
呼吸が整わないうちにバスが来た! 発車時刻まで時間調整のため2、3分停車。
駅からの乗客は私だけである。車中には4、5人の乗客がいた。定刻通りに出発!
車窓に飛び込んできた看板の、ひらがなの文字に目が止まる!
ん? “さんりゅう?”、白河ラーメンさんりゅう?
“白河ラーメン”って三流なの? どういうこと?と、目を凝らしてみるが・・・
『さ』 じゃなくて、『き』 ですよね! 漢字の振り仮名でしょうから 『きんりゅう』 なのよね。
あ~あ、大いなる勘違い。笑いがこみ上げてきたが笑うに笑えないよね~、独りじゃさっ。
あの人と一緒だったらよかったな~。きっと一緒に笑ってくれたに違いない。
そんなこんなで、車窓を楽しんでいるうちに、どんどん白河の関に近づいていく。
ついに、停留所 『白河の関』 に到着!バス停のまん前が『白河の関』だった。
運転手さんに帰りのバス時刻をお聞きした。
帰りのバス時刻は、折り返し運転ということで、約1時間後に出発。
午後の便は、それが最終とのこと。ほかに交通手段はタクシーのみだと教えてくれた。
タクシーは、電話連絡しなければ来てくれないし、料金は白河駅まで3千円ほどとのこと。
乗り遅れないようにしなくちゃ。
白河の関。
古関蹟の碑
白河藩主松平定信(楽翁)が寛政12年(1800年)8月、
ここが白河関跡であることを断定し、建立した碑である。
鳥居前の藤の大木。 幌掛の楓
※幌掛の楓 源義家が安部貞任攻め(前九年の役)のため白河関を通過する時、
この楓に幌をかけて休息したと伝えられる。
樹齢推定800年の 『従二位の杉』
(新古今集の撰者、藤原家隆が植えたと伝えられている、とのこと。)
鳥居の先には、白河神社があるという。行って見よう。