三月のことである。
水戸の旅を終えても、なんとなくすっきりしない。
すっきりしないのは肉体的疲労か?精神的な疲労なのか・・・・・
すっきりさせるには、本を読む?映画を見る?散歩をする?友人とお茶飲みする?
いや、そんなことでは気は晴れない。やはり、旅にでるしかない。
しかし、思うようにいかない。ご多分にもれず暇があるときゃ金が無い!
あ~あ、つまんないな~、となってしまう。
しかし、私には時間が無い!のんびりできる日数は限られている。
よし! やはり、列車に乗って旅に出よう!
ブランド品を買って心満たされる人に比べたら、私の旅費なんて微々たるものだ。
さて、どこに行こうか?
おっ!赤い背表紙の 『芭蕉「おくのほそ道」の旅 』 が私を誘ってる!
と、いうことで三月の肌寒い日だったが “みちのくぶらり旅”に出発!
もちろん、お供には 『芭蕉「おくのほそ道」の旅 』 の本をつれて!
車窓から見える自然は雄大だな~
あら!かわいいだるまさん!
眉は鶴、ひげは亀、口の下に松、顔の両方に梅、顔の下よりに竹を模様化したもので
その品のよさは日本一といわれている。と記されていた。うん、確かにいいお顔である!
観光案内所で、白河の関へのアクセス方法を尋ねたら、白河駅からバスで行くとのこと。
白河駅に行くには、東北本線普通列車に乗り換えなければならない。20分余りの待ち時間。
駅外に出てみた。 ぅわ~、寒い!雪の山だ!きれいだな~。 思わず深呼吸!
新白河の駅舎をパチリ! もうすぐ電車が来る時間だ。
在来線に乗り換えて、出発!
一番前に乗り込み、運転気分を味わう。反対車線の電車とすれ違う!
十数分で、白河駅に到着!白河駅舎。
ここでも、『白河の関行き』 のバス乗り継ぎ時間まで、30分ほど待ち時間がある。
ホームからお城らしき建物が見えたので、駅員さんに聞いてみた。小峰城だという。
10分ぐらいで行けるということなので、行ってみることにした。
駅を出たら左側の広場を通り、ガード下をくぐりぬければお城が見えるという。
おお~! すご~い! 雪の山に白い雲!紅い梅の花!青い空に輝くお城! うう~ん!!
時間がない!とにかくお城の近くまで、行ってみなくちゃ!