小学生の終業式も終わって、春休みに突入したらしい。
私の友人も、ホッとしていることだろう。
友人には、小学4年生の姪御さんがいる。4月からは5年に進級だ。
しかし、友人は、姪御さんが進級できるかどうか心配だと言う。
彼女の姪御さんは、ほとんど登校できなかったらしい。しかも、三年生の3学期からとのこと。
何故学校に行けなくなったのか?
ご両親もお祖父さんも、そして伯母さんである私の友人も心を痛めている。
私も、何か良い方法が無いかと思案してみるものの、名案が浮かぶはずも無い。
そういえば、娘から薦められていた本があったな~と思い出し、娘の本棚から探し出す。
山田詠美の「蝶々の纏足・風葬の教室」(平成12年5月30日6刷) である。
蝶々の纏足、風葬の教室、こぎつねこん、の三作が収録されている。
その中の、『風葬の教室』 を読んでみたら? と言われていたのである。
短編だし、あっという間に一冊読み終わった。
『風葬の教室』、私の友人にも薦めよう。