久しぶりに引きこもりの一日。
おうちでDVD鑑賞。
ずっと観たかった『BLOOD DIAMOND』を観ました。
この映画は、90年代後半、アフリカの内戦中にダイヤモンドの不正な取引をめぐって起こった争いがテーマになった社会派サスペンスです。
ブラッドダイヤモンドとは、アフリカの反政府軍の手によって採掘されたダイヤモンド原石です。
反政府軍がこのダイヤモンドと引き換えに得たものは・・・
ダイヤモンドを購入する先進国の外貨が反政府軍の手に渡り、反政府軍はそれを利用して武装を整え戦いは長期化へしていきました。
しかしこのブラッドダイヤモンドを廃絶する動きが現れ、2000年、ダイヤモンド産業に関わる国家間によって話し合う会議が開催され、「ブラッド・ダイヤモンドを根絶する」ということで一致しました。
ここで「このダイヤはブラッド・ダイヤモンドとは無関係だ」ということを明記し、保障するということが参加国間で義務付けられたそうです。(”キンバリープロセス”と呼ぶ。)
しかし現在でも完全に根絶状態には無く、今後も根絶は難しいそうです。
(ただ日本においては2003年以降はブラッドダイヤモンドは輸入されていないはず、とのことです。)
この映画、私はとても良いと思いました。
人間の欲深さをリアルに感じ取るとともに、アフリカの実情をほんの少しでも知ることができたからです。
現実を知ることは大切ですね。
ディカプリオの迫真の演技も良かったです。
それにしても、率先して銃で人を撃ちまくる子供達の姿が忘れられません・・・
とても悲しい。。。
もっともっと世界の実情と向き合っていかなければと思います。