ピノッキオといえばイタリアの国民的キャラクター。


なのにさばをはその物語を知らなかった、ロベルト・ベニーニ版を見るまで。
さばをのブログ-pinokkio

ピノッキオはお茶目を通り越してプチ・テロリスト、


お勉強や地道な努力が大嫌い。


自分を作ってくれたパパを愛する気持ちは本物なはずなのに、


怪しすぎる儲け話に簡単に騙されたり、


おいしい誘惑に必ず負けてしまう。


やっちまったと気付いてから、心から悔やむくせに


何度も同じ過ちを繰り返してしまう。


さばをのブログ-ピノッキオ3

”こいつバカー”なんて油断していたのもつかの間、さばをは”うっ”と思った。だって


減らない俺俺詐欺被害、殺しあう親子、人を人とも思わない派遣切りや内定取り消し、


消えない民族間の憎しみ、広がり続ける格差


etc..etc...


世界で起こっている問題や、


すべての人々が持っているであろう”良かれと思ってやったのに、どうして?”とか、


”こんなはずじゃなかったのに、なんでー?”っていう疑問、


その理由、成り行きがすべて表されているじゃないか。


とりわけ、ロバに変えられてしまったルシーニョロが死に行くくだりは、


こういうシーンでは能天気に泣くのが常のさばをを、涙もなく慄然とさせたのだった。


自分では誰よりも上手く立ち回って他を出し抜いたつもりが、実は更なるうわてにいいように利用され、


命の最後の一滴まで搾取されつくさてしまう。


”まるで私だ!”(((( ;°Д°))))


おそるべし、ロベルト・ベニーニ。


しかし物語の最後には、ちゃんと幸せになるための答えが用意されている。


これだけ感動して、考えさせられて、


それでも同じことを繰り返してしまうんだろうなー、さばをは。