仲良くしていた友人夫婦が別居したと聞いたのは
一ケ月ほど前のことだった。
ご主人が私たちに報告しにきた。
もともと仮面夫婦だったこと。奥さんが二重人格だこと。
出て行ってくれて 子供たちも 清々して喜んでいると。
いろいろ聞かされ
私と仲良くしていたことも 私の錯覚で
社交辞令だったのかと思い 打ちのめされた気がした。
昨日街で偶然
真っ黒に日焼けした 笑顔の娘さんを見かけ
お茶に誘った。
『お母さんが 今はいろいろあって連絡する余裕がないけど、
落ち着いたら 会いたい』といっていると彼女は私に言った。
お母さんは私のことを大好きだとも。
それを聞いて 涙が出た。
そして私は
彼女から連絡がきたら
まず謝罪しょうと思った
彼女を疑ったこと
誤解したことを
信じていればどんなことを聞いても
動じることなどなかったはず
自分の目を信じ揺るがないこと。
自分を信じることの大切さを 改めて感じた。