日付け変更線を越えた瞬間…
去年、あたしの誕生日は彼の弟さんの
命日となった…
彼にとっては、未だ生々しいであろう
苦しく切ない記憶…
会うのが怖かった。おめでとうって
言わせてしまうのが辛かった。
彼にとっては、お祝いする日じゃない。
だから会わないでおこうって決めてた。
でも…
このメッセージを見た瞬間、いま会わなきゃ
ダメだって背中を押された気がした。
急いで彼の元へ。
今夜の神様は、少しだけ微笑んでくれた。
あたしを見て、パッと明るい顔になった彼。
そか、あたしはまだ生きてるんだ。
『まだラッピングしてないけどいっか〜』
って渡されたクリスマスプレゼント。
もうずいぶん前に、葉っぱがアジになって
る『adides』のパロディTシャツが欲しい
って何気に言ったのを覚えててくれて
探してくれたらしい。
ついでに、ワンちゃんが居るからって
『adidogs』も。
後ろ姿がうちの子(ミニピン)みたい!
誕生日プレゼントは…
頭と胴体が別々になってる。
3ホール空いてて良かった。
帰り際に食事。
彼がどうしてもラーメン食べたいからって。
あたしは、唐揚げ定食。
神さま、ありがとう。