あたしは、歌詞を書く。
何故に歌詞を書くのかは、またの機会に
するとして…


あたしの彼はミュージシャン。

作った詞を彼に見せると、こてんぱんに
やられる…

◯◯さんっぽい〜(笑)
文字数、多い〜(笑)
ストレートだなぁ〜(笑)
削れば使えるけど〜(笑)


めずらしく、褒めてくれても…

ちゃんと韻ふんでる。
ここの歌詞は好き。

そんな程度…


あたしは、あたしでしかないのに。
結構、裏の意味あるのに。
何故この歌詞を書いたのか、ちゃんと考えてよ‼︎


そう言ったら、笑いながら答えてくれた。

『音楽にはルールがあって、文字数が
   決められてるの。小節に入る音符の数な。
   例えば、4拍・8拍・16拍・32拍。
   休符も入るから、8拍続きはキツい。
   64拍もあるけど、そんなん歌えんわ‼︎‼︎‼︎』

だから、字余りって言うのね。
削れば…  とか、足せば…  って言うのね。

納得したけど…

だって、ルール知らなかったんだもん…

ルールを知ってなお、あたしは
あたしの伝えたい言葉を書くよ。

1文字だって、削りたくないし
言い回しも変えたくない。

また笑うんだろーな…

でもさ

歌詞じゃなくて…

歌詩でいいじゃん!