本当は明日が一周忌だけど、
亡くなったのは1年前の
今日だった。
1年経ったのに私の心の中が
落ち着かない‥。
父親からばあちゃんが死んだと
夜中に連絡があった。
その時は、ただ唖然としてたと思う
礼儀や躾は本当に厳しかった。
あの時はうるさいなぁーって
思ってたけど、今役立ってる。
3年前の冬。
最後にばあちゃんに会ったとき
ばあちゃんは私に
「もう死にたい。
情けがなかがよ」
と泣いた。
最後に電話をかけた時
「お前に会いたかがよ。
話し相手がおらんで、寂しい」
「ばあちゃん、ばあちゃんに
会いたいけど、私が行ったら
家がまたモメるからさ‥。
会いたいけど、私が来たら
ばあちゃんがまた怒られるがね」
そう言うと、
「まこてね、ほんにのさんね」
そう言って、また泣いた。
おばさん達の虐待から
助けてあげられなかった。
痴呆の入ってるばあちゃんを
周りは演技だと言った。
失禁するばあちゃんを汚ない!
と怒鳴りつけ手をあげた。
そして汚ないからと新しい洗濯機を
買って別々に洗濯した。
全部父親から聞いた話。
そんなおばさんは通夜の前に
大泣きした。
私の気持ちは冷めてしまった。
ばあちゃんが死んだ時、
絶対泣かないと心に決めたのに
棺の蓋が閉められる時、
ばあちゃんの顔が見えて
涙を堪える事が出来なかった。
「早よ死にたか。
死んだら今よりもずっと
ラクじゃろ」
そう私に話したばあちゃんの顔は
本当にホッとしたような顔だった。
天国で幸せにしてますか?
ちゃんとご飯食べて、
笑ってますか?
今日ばあちゃんに
少しだけお金を送ったから、
大好きな甘いお菓子を
買ってもらってね。
