本日、映画「繕い裁つ人」を観てきました。
実は2回目(笑)
中谷美紀さん主演のこの映画。旧ブログで少し触れたけど、原作はコミックなんですが、祖母の跡を継いだ2代目の洋服仕立て屋の一枝(中谷美紀)。

彼女の仕立てる抜群の技術は先代の祖母と同等の力量であり、顧客に愛されているが、一枝は祖母の名声のプレッシャーもあり、自分自身のオリジナルデザインは作らず、祖母がこれまでに仕立ててきた顧客たちのお直しと、祖母と昔から付き合いのあった一軒のお店だけに、祖母のデザインした服を少量だけ作り生計を立てていた。

そこへ百貨店の服飾部門である営業マンの藤井が一枝の技術に惚れてオリジナルブランド化をなんとか依頼しようとするが、頑固な一枝は拒否。

藤井は一枝の服に対する並々ならぬ想いに触れ、服好きの自分は果たして本当に服への愛情はあるのか、流行りに振り回されてないかと考えるようになり、また、一枝は藤井の数々の言葉に、亡くなった祖母に対しての名声のプレッシャーに怖がって、本当は自分のデザインで服を仕立ててみたいという気持ちと葛藤していく。

神戸を舞台としたこの映画は、あの「幸せなパン」の三島監督が担当。

関東、関西はジョーカーゲームと同じ公開日ですでに公開終了したけど、広島は先週から公開。
とても素敵な作品です。





カタカタと軽快なテンポで紡がれる足踏みアンティークミシン、
美しい生地と繊細なカッティングの仕立てた洋服たち。
小道具ひとつ、ひとつがこだわりがあって、ほぅ……とため息がこぼれます。

ジャケットのボタンを留める音、
生地を裁ちハサミで切るときの裁断の音、

そして一枝が行きつけの喫茶店がまたレトロで素敵。

顧客台帳ひとつにして美意識を感じられます。


私は、子供の頃からファッションに対しての関心は高いけど、年を重ねるごとに身につける物への扱いを丁寧に慈しむように愛情をかけるようになりました。

それはファッションに限らず、生活全般身の回りにあるものへの丁寧な愛情を意識しています。

ファストファッションが出回ってる現在、もちろんファストファッションもうまく利用しながら、且つ、何年経っても着続けられるお気に入りの服も大切にしていきたい。

主演の中谷美紀さんの所作の美しさと、中谷美紀さん自身が非常に美意識高い人なので、この映画の一枝役がピッタリ!
DVD化したら絶対買います!

私は、ヲタク気質だからドラマにしても映画にしても本にしても自分の感性にあったものは繰り返しチェックします。
特にストーリー性あるものは一度だけでは絶対把握しきれない。感性や美意識を養うにはそういったものを掘り下げて、自分の糧にしたいです。
客観的な見解や分析、判断、それから人が共感できる説得力は、どうやって培っていくか。
ブログやメールでよくいろんな人たちにすごいと感心されて恐縮ですが、逆にお仲間様や、コメントくれる方たちの言葉や想いにも励みになりますし、よく見てるなとか、アンテナ立てて鋭いなとか、素晴らしい人たちがたくさんいます。

双方、ヲタ事に限らずいろんなことで刺激しあって豊かな毎日にしていきましょうね★


セカラブ最終回、昨夜はお仲間様に熱く語った感想メールをおくりました(笑)
またブログでも後日語りたいな。
それから自担さんの週刊誌の分析もがっつり!(笑)→もー爆笑したし。断捨離、早く色々しちゃって!!じんじん(笑)

それではよい休日を。


私信…あかめ様、アメンバーは私ははずしてませんよ?再度確認してください。それでも入室できないのであれば、また申請してくださいませ。(メッセージは大丈夫です)
それから、かずちゃん様。申し訳ございません。申請許可を誤って削除の方にしてしまったので、再度申請していただけますでしょうか?よろしくお願いします。

アメンバーには現在いろんなラバーの方がいらっしゃいます。
海外在住の方も増えてます。
あとはなんと男性が5人近くいますが………(笑)ドキドキしながら更新しております。

ちゃお~~