昨日はツアーのことであたふたしてたけど、とりあえずは3年ぶりのホーム、東京ドームということでテンション上がってますアップ音譜

和也に会うために和也にはまったくかなわないけれど、せっせとオンナ磨きに励みましょ!!

あ、皆様、前にブログで綴りましたけど、仁も和也もキレイにオシャレして磨いてくるファンが好きなので、怠らないようにねっ(笑)コスプレとかキャバ嬢系はナシで!!


5月か~・・・・。5月にライブあったのっていつ以来?調べてみたら、2010年のノーモアコン以来でした★

懐かしい~~。何を着ていこう?これが一番最初に考える悩み。

会場は暑いから中は薄着よね。新しい服にするか、手持ちで行くか。考えよう。



本日はその、ファッションにおいて大切な「センス」について。



センス1


「センス」はその人が小さな頃の周りの環境が、例えば家族や身内とか近しい人たちの中に美意識に長けてる人と接することが多いと磨かれやすいですね。


よく言うじゃない?子供のときに本を読む環境にない子供は読書習慣がない大人になりやすい、

料理上手な親に育てられたら味覚が発達する、

音楽、アート、映画も然り。


だから、ファッションにおいても、親の影響は大きいです。


もちろんそれ以降、思春期~成人するまでの期間においても友人などにそういった感性豊かな人と交流があるとさらに磨かれます。



センス2


私は母親が飛びぬけて美意識が高く、母がまだ10代のティーンエイジャーの頃(昭和30年代)、田舎出身にもかかわらず、服はバイトしてそのお給料は(母はとあるお屋敷の料理補助のバイトをしてたの)すべてオーダー品をしてもらっていた服の代金だったという贅沢な娘だったみたいです。

そんな母に育てられた私。

いわゆるアニメキャラクターの服はもってのほか。一切ダメだったし、派手な装いは子供にはさせないけれど、上質な生地での装いとさせられていました。数は少なくて品のあるもの。

夏は必ずストローハットを特注したものを被り、靴はお出かけのときはエナメルのものかバレエシューズのような品のあるもの、バッグにはハンカチ、ティッシュ、手鏡、お財布を。とくにバッグの中身に対してはきれいに丁寧に小物ひとつひとつを扱うことは厳しく教わりました。


小学生の頃はそんな母親の厳しさにイヤだなーとか、私も〇〇ちゃんみたいにアニメのTシャツとかプリントされたバッグを持ちたいとか思ってましたけど、今では母に感謝しています。




センス3


私はそのとき、そのときで周りに刺激を受けるような同性の友人、先輩、同僚、上司がいました。

きっとそれはたまたまではなく、自分のアンテナがピピッと感じた人とは必ず交流するように近づいていたからんだと思います。


おしゃれな人というのは、容姿が恵まれてるわけではありません。

また、必ずしも経済的に裕福だからというわけでもありません。

だって美人でも、お金持ちでもセンスあまりないなーって人はたくさん見てきたから。アパレルで働いていた分、そういう人とはかなり出会ってました。



オシャレ・・・・「センス」のある人は、


・細部への意識、気配りがあること


・寄りの目線と引きの目線のバランスがどちらも備わっていること



これに限ります。



細部への意識は、例えばシャツを着て、襟をくしゃっと少しシワを入れて着るのか、立てて着るのか、ぴっちりさせて着るのか、袖はまくるのか、まくるならどれくらいの分量なのか、ボタンは締めるのか、いくつか開けるのか、そういったバランスを必ず全身が映る鏡の中で厳しくチェックします。

そこからボトム、アウター、バッグ、靴、アクセサリー、帽子、タイツ、下着すべてにおいて素材、柄、シルエットなどのバランスを確認していきます。

最初は時間がかかりますが、ひとつひとつの手持ちのものが自分にはどれがベストなのか頭に入れておくと、自分にはなにを着ると顔映りがよく、シルエット、雰囲気がよく、テンションが上がるのかわかってきます。



寄りの目線。日本人はこの「寄りの目線」が得意です。

小さなもの、こまかいものへ意識が高いのです。ひとつひとつの計算された調整がうまく、小奇麗な人が多いのは世界各国でも日本女性がずば抜けていると思います。

ネイルにしてもメイクにしても細かいものが本当に上手。


だけど、引きの目線は苦手というか視野に入ってない人が多い。

遠くからみて、あっ!あの人素敵!!とか、目に留まって追いかけたい、オーラがあるとかという人が本当に少ない。それは近づいたときのひとつひとつにはこだわりがあっても、引いてみると、目に留まらず、その他大勢の人にしか見えないことが多いのです。

合コン、結婚式パーティー、なにかのイベントそんな集まりの中で見かける女性陣。たしかに昔にあった、ありえないセンスのヘンな人や貧乏くさい人、おばさんぽい人は少なくなったけど、ハッ!とするような素敵な人があまりいないのも事実。

ちまっとした小奇麗な人ばかり多いです。

ファッション雑誌の読者モデルとかのスナップを見てもどれも同じに見えます。平均以上だけど、それ以上でも以下でもないみたいな感じ。


センスというのは小さな積み重ねは絶対大事です。

だけどそれを組み合わせて一度遠くから自分を眺めてみる。

その人の持つ「オーラ」を小粒なものにしてないか、遠くから見た自分はどうなのか。



それはきっとライブ会場で彼らが客席にいる私たちを見ている状態と同じです。

だって近くで密接して上から下まで彼らが私たちを見てるわけでなく、ぱっと見て感じたイメージでしょう?

そのときの引きの目線で素敵な女性かどうか。


旧ブログにも書いたことあるけど、昔30歳前後の頃のアパレルショップでの後輩の女性がとても素敵な人だったの。その人は服をとっかえひっかえをするようなタイプではなくて、一週間に何度も同じアイテムを着用していたけど、そのたびに靴やベルト、スカーフ、メイクなどの組み合わせを変えていて、しかも絶妙なさじ加減で感動してました。


ある日はライトグレーのベレー帽、スモーキーピンクの胸元にドレープがあるボートネックのシルクレーヨンのトップス、濃いインディゴのフレアータイプのデニムに、黒に近いチャコールグレーの細ベルト、

編上げの黒ショートブーツ、手元にはシルバーのティファニーのチャームがたくさんついたブレス、フープのプラチナのピアスを着けて。


またあるときはそのフレアーデニムにシルクのアイボリーのシャツを着て、ドット柄ネクタイをして、お団子ヘアー、


でも下着はガーターベルト着用ドキドキ(そっと教えてくれて、一緒にランジェリーショップで購入したりも)



そんな素敵な人でした。いつも手元はティファニーのブレスが彼女のお守り代わりだったのかもしれません。

彼女は間違いなく寄りの目線で細部に意識を行き渡らせ、引きの目線で全体のバランスを把握していた人でした。




私は現在、書店の仕事のときは基本的に通勤服が決められているので(白シャツ、黒パンツ、ローヒール)あとはアウター、バッグ、ストール、アクセサリー、そして靴下やタイツ、靴はなにを履くかで自分が満足できるスタイルで過ごせるかをもっと追究していきたいと思っています。

ハードスケジュールだとどうしてもマンネリ化しがちなので、ヲタ事も和也のラッシュが落ち着いて、ライブまでは、まず日々の美意識を上げて磨いていくことを楽しみたいと思います★




センス4


ちゃお~