忘れられない感覚 心拍停止 | 人生借りもの 授かりもの

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育児日記を中心に日常の出来事をのんびりと綴っています。

わたしたち夫婦は、子どもたちに「ふたりはママとパパの宝物」「世界でたった2人だけ…」大事な存在だと言って聞かせている。



ただ、ママの子どもは…って言葉に詰まってしまう。
娘さんが産まれる前に流産しているから。


それも繰り返す流産。
3度目の流産で不育症と診断され、専門にクリニックを紹介された。


今回は、2回目の流産のときの話を。



切迫流産のため絶対安静で入院し、もう99%は大丈夫と言われた退院の朝、最終内診で赤ちゃんの心拍が止まっていたの…。



10wだったかなぁ。
稽留流産。




確かに赤ちゃんの小さな心臓は動いていたのに、止まっていた…。
小さな手足も見えて、ホントに可愛かった。



恨み節になるけど、早朝、ものを落としたような大きな音にビクッとなったの。
聞いた音に心臓がバクバクした…。


あの時に赤ちゃんの心拍が止まってしまったのかもしれない。


音は幻聴で、赤ちゃんの心拍が止まったのを身体が感じたのかもしれない。



自然淘汰…。
ナースから幾度となく聞かせられた言葉。



赤ちゃんの絨毛検査と、わたしたち夫婦の遺伝子検査をお願いしたら、赤ちゃんやわたしたちに異常はなかったの。


たった1%の確率に入ってしまった赤ちゃん。



妊娠出産は、当たり前なことではないから。
奇跡の連続が起こっているの。



誰に向かっての発信かはわからないけど、奇跡の連続を感謝して欲しい。