恐ろしい輪ゴム ナース談 | 人生借りもの 授かりもの

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育児日記を中心に日常の出来事をのんびりと綴っています。

わたしが学生時代に外科内科の病院でバイトをしていたころの忘れられない話です。


バイトといっても、免許は持っていたので、医師の指示のもと処置はしていましたニコニコ



午後からの診察を前にして、受付でスタッフに交じって診察時間がくるのをのんびり待っていたら…。


1~2歳ほどの子どもちゃんを連れたママさんが、受付をされました。


「こんにちは、今日はどうされましたか?」


患者さんと受付スタッフとのやりとりを聞いていたら…「何だか指に輪ゴムを巻いて取れなくなって…」
ママさまがさらりと話されました。


え?輪ゴム?
「巻いている時間は? 見せていただけますか?」


このちびっこちゃんの指がマムラサキに…滝汗


この時点で、カルテを作る前に先生に速攻報告(先生の自宅兼病院でした)をしてもらいました。


心臓がバクバクですあせる
最悪な場合、壊死…切断…ゲッソリ
1歳2歳の子どもちゃんなのに…



先生も速攻で駆け降りてくれましたが、すぐ大病院へ行くように手配していました。



このちびっこちゃんの指を守れたか?


わたしは、今でもこの子どもちゃんに奇跡が起こった。と信じたい。
でも、おそらくは悲しい結果になったのではないでしょうか。




子育て真っ只中のわたしですが、糸や輪ゴム、髪ゴムなどで遊ぶ時は、ママの監視下でないと遊ばせません。
指に巻くものなら、巻いたらどんな悲劇が待っているかをこんこんと教えます。
半ば脅し状態あせる


巻き忘れたままになっていると、簡単に血流障害が起こります。
気付けばいいけど、残念ながら無症状のまま。


糸やヒモ、特に輪ゴムで遊ぶときは、子どもちゃんが体に巻きっぱなしにならないように、監視してあげてください。