「コンサートに向けて『運命』を自分流にしたいから、こんなふうに直して」と。
『運命』とはあの楽聖ベートーヴェンの交響曲第5番。
ミッションについては事務的に打ち合わせたけど
実際、ベートーヴェンのスコアを眺めつつオーケストレーションに手を入れはじめると
神にも近いこの音楽を変えてしまうことに、畏怖の念さえ覚えてしまった。
ベートーヴェンが一音一音、命を削って書いた音楽を…
クラシック音楽の代表的な曲として200年もの間、愛されるこの曲を…
あぁ、ごめんなさい。私が悪いんじゃないの。悪いのはボスなの…
すぐに戻しますから、アーメン。。化けて出ないでよ

出来上がったのは、ど派手な、戦車が進むような『運命』でした。おもしろい。
ある意味一聴の価値ありかも
