一つの家族が住む村。アカシアの枯れ枝がエントランスだそうです。
広場中心に、牛の糞を乾燥させて作った家がサークル状に並びます。
一夫多妻制のマサイ族。家の分だけ奥さんがいるそうで…8軒は第1夫人から第8夫人のお宅
案内役は英語が堪能なマサイの戦士フランシス君。本名は聞き取れませんでした。
かがまないと入れないお宅へおじゃましました。
電気のない家の中は真っ暗で、あるのは牛の糞のベッドと台所に子供が二人。
フラッシュをたいてやっと人がいるのがわかりました。
ガスも窓のない台所で火をたいて調理中。
狭い家の中は煙たく涙が出そうでした平気なのかしら。。
フランシス君の説明によると、マサイ族の暮らしは牛に依存していますが、財産である牛の肉は一切食べません。毎日2~3リットルの牛乳とヨーグルト、トウモロコシの粉が主食で、牛の血を牛乳に混ぜて飲むのも大事な栄養源。野菜や果物も一切食べないそうです。それで体脂肪1桁のようなあの肢体。。脂肪分はどうなってるのかしら?
木の摩擦で火をつけるパフォーマンスを見せてくれました。
乾燥した象の糞を焚き付けに。なんでもエコだわ
彼らのビーズアクセサリーがきれいでアップ男性もとてもおしゃれ。スタイル抜群だし。
広場ではファミリーが並んで私たちの幸せを願う歌を歌ってくれましたよ。
そしてマサイ族と言えばジャンプ!
私も一緒に手をつないでジャンプ
主人もまけずにジャンプ。
おいおい、マサイ族より高く飛んじゃってそこで勝負しなくても。。
村の隣にはマサイマーケットが。
牛が生活の基盤になっている彼らですが、折からの干ばつで牛が減り、観光客からの現金収入も大切な生活源になっているようです。地球環境の変化は彼らのライフスタイルをも変化させます。
一見何千年も変わっていないマサイ族の生活。しかし環境の変化と文明化の波は確実に変化をもたらしています。
牛が増えて、彼らがずっと幸せに暮らせますように・・