ここらへん、友貴君の涙の熱演、それを受ける僚君の演技に泣いたー。長次の黒い羽織りを借り、下手の花道に向かう長吉。引き戸の所で見送る政吉。
政「一人で大丈夫かい」
長「一人じゃねえぜ、俺の背中には親分、この手にはおめえの魂のこもった刀がある」
もうなんなのこのセリフ!
場面は雪の裏山、上から降る雪。
傘で顔を隠し、松五郎に斬りつけるが背中に一太刀をあび倒れる長吉。騙したのか、と言う松五郎に背を向け、
「親分は生き別れた父親を探している、三下の俺の命でどうか…」と振り向きはっとしたように「年の頃なら52か3、津軽訛りの」と言う長吉を斬る松五郎、絶命する長吉。
実は、松五郎が登場の時にかかる津軽三味線と津軽訛りで、観客の私たちは松五郎が生き別れた父親?から父親だ!と気づいた状態で見てるんですよ。そこら辺も踏まえて次へ。隠れて見ていたおこもさんに
松「若い衆を引き取りに来い、と長次に伝えろ」
慌ててかけつける長次と政吉。長吉の亡骸を見て泣きわめく政吉に
長次は「棺桶を二つ用意しろ」
政「一つは長吉兄貴、もう一つは?」
長「俺かもしれねえな」
政「約束してください、俺が帰って来るまで必ず二つの足で立っててください」
政「一人で大丈夫かい」
長「一人じゃねえぜ、俺の背中には親分、この手にはおめえの魂のこもった刀がある」
もうなんなのこのセリフ!
場面は雪の裏山、上から降る雪。
傘で顔を隠し、松五郎に斬りつけるが背中に一太刀をあび倒れる長吉。騙したのか、と言う松五郎に背を向け、
「親分は生き別れた父親を探している、三下の俺の命でどうか…」と振り向きはっとしたように「年の頃なら52か3、津軽訛りの」と言う長吉を斬る松五郎、絶命する長吉。
実は、松五郎が登場の時にかかる津軽三味線と津軽訛りで、観客の私たちは松五郎が生き別れた父親?から父親だ!と気づいた状態で見てるんですよ。そこら辺も踏まえて次へ。隠れて見ていたおこもさんに
松「若い衆を引き取りに来い、と長次に伝えろ」
慌ててかけつける長次と政吉。長吉の亡骸を見て泣きわめく政吉に
長次は「棺桶を二つ用意しろ」
政「一つは長吉兄貴、もう一つは?」
長「俺かもしれねえな」
政「約束してください、俺が帰って来るまで必ず二つの足で立っててください」