吉川英治作、大正14年4月~昭和3年12月に「少年倶楽部」に連載された物語。かなり古いですね~。
武田勝頼の末子、伊那丸が7人の同士、加賀見忍剣、木隠竜太郎、咲耶子、巽小文治、木幡民部、山縣蔦之助、竹童と武田家再興を目指す話。伊那丸が大活躍!ってわけではない。7人の中では、竹童(ちくどう)がけなげで可愛くて好きです。

咲耶子が亜美ちゃん、若い出演者が同士役だろうな。創さん、トミーさんは同士の一人かな?敵役かなあ?波乃さんは?
大鷲のクロが大活躍なので、何か仕掛けを作って出してほしいな、などなど。どの場面が使われて、どういう話になって、どんな舞台になるのかすごく楽しみです。
原作の最後は中途半端な感じでした。咲耶子は不明のままだし、「甲州武士を捨てて神州武士となる」「あおぐは天の帝」と京都に上る…。そういう時代(小説の設定の戦国時代ではなく、小説が書かれた時代)だから仕方ないのかなあ。
「7騎の影~」とか「侠党7人の人々が西へ差して去ったのは~」とあるので咲耶子も竹童も一緒に行ったのでしょうね。

明治座では、かっこいい太一君が見られる!よね。それまで動く太一君は我慢だあ~