最近、自分で浄霊ができたらいいなと思い、除霊に関する本を借りました。

「除霊と浄霊 技術編  本木松明氏著」 

 

 

除霊・浄霊方法について事細かく書かれており、勉強になりました。

 

まず私は「除霊」と「浄霊」の違いをちゃんと理解していませんでした。

 

こちらの本によると、除霊は動物霊だけにおこなうもので、とり憑いている対象者から外し、違う場所へとばすことです。

浄霊は、幽界へ上げ、のちに霊界へ上げ、成仏させてあげることです。

人間の霊を除霊したら、いきなり殴り飛ばしたようなことになり、腹を立てて、除霊してきた霊能力者に取り憑くことがあるそうです。

それに、成仏できない人はなにか理由があって成仏できないわけなので、(もしくは念が強く残っている状態)本来はもともと同じ人間だった者同士として、霊界へ上げてあげるのが人の心というものです。

 

この浄霊というのは、ヒーリングと同じ要領かと思っていたところ、やはりそうでした。

 

 

読んだ感じ、気功でもなく、ヒーリングと同じ用方に見えます。

 

浄霊の気を送る前に、その前提として、まずちゃんと対象の霊を呼び出すことができ、さらに、自分に憑かないよう、自分にガードの気を張ることも重要だそうです。

 

よく読んでいるホラー漫画雑誌にも同じことが書いてありました。除霊をミスったら、その霊能力者に憑いてしまうことはよくあることみたいです。

 

あと、動物霊の中でも眷属という、力の強い動物霊もいるそうです。私がたまにブログに書いていた、低級霊の力の強いパターンの存在も、これに当てはまりそうです。眷属の場合も除霊ではなく浄霊をすることになるそうです。

 

自分を守るガード&相手への攻撃はやはり、九字(臨兵闘者皆人列在前)が有効だそうです。指で印を作る九字は高校生の時に覚えていました。(女子高生がマニアックすぎます)どちらかというと、腕を振って九本の線を自分の体の前に描き、そうして編み目を張り、最後の「前」で自分の前方にガードを張るほうが、実用的な感じがします。この本でもそちらの九字のほうでした。

 

他にも不浄仏霊、浄霊に関する本を2冊ほど読んだところ、霊の見え方は人それぞれ違うので、各々の霊能力者が自分のやりやすい方法でおこなうのが一番に感じました。

 

それにしても、遠隔で浄霊しないといけない霊を呼び出すのは、経験のある霊能力者でないと難しそうです。私みたいなタイプは、実際に憑かれている人にお会いして浄霊ヒーリングをするか、心霊現象がおきまくっている家にお伺いして、ここだと思うポイントで浄霊、もしくは除霊するのが良さそうです。もちろん自分とクライアントにガードを張るのを先におこないます。