オフ会の常連様から興味深い動画を教えていただきました。

 

熊本にあるトンカラリンという遺跡についての動画です。https://www.youtube.com/watch?v=dcDYPUH-AtM 【謎の遺跡トンカラリンの正体を調査せよ!】

 

トンカラリン遺跡は、熊本県和水町にあるトンネル型遺構です。江田船山古墳がある清原台地に位置し、全長は464.6メートル、自然の地割れや人工の石組暗渠で構成されています。

 

「トンカラリン」という不思議な響きの名称は、穴に石を投げ込むと「とんからりん」という音が聞こえることからつけられたという説と、朝鮮語由来という説があります。また、考古学者の吉村作治によりエジプトのピラミッドとの共通点もいくつか指摘されています。石積みが布石積みという日本では珍しい工法であり、これはエジプトのピラミッドと同じものです。(wikiより)

 

構造や大きさの違う5つのトンネルから成っています。

 

一番大きい入り口は高さ5メートルもあり、中は大人一人がやっと通れるくらいの狭い空間が続いています。さらに進むと、約70センチ四方の石組に囲まれた細長い通路があります。

 

 

全体の構造はこんな感じです。

 

トンカラリンが作られた年代や目的は、いまだ不明とされています。

 

トンカラリンから3人の人骨が発見されています。1人は女性です。この女性の頭蓋骨は、なんと人工的に変形させられたことが判明しています。3人の人骨は弥生時代中期の、その土地の王の一族と推定されています。

 

番組内で教授がこの変形頭蓋骨は生前どんな顔だったのか、最先端CGで復元を試みました。

 

下顎が出ており、鼻がひしゃげています。ご飯が食べづらそうに見えます。

 

頭蓋骨に布か何かで縛られた溝が2箇所あるため、人工的に変形したとのことです。ひょっとすると、神と崇めていたのが他惑星の人で、その人と同じ容姿にするため、変形させたのかと思いました。

 

トンカラリンから300メートルほど離れた場所にある松坂前方後円墳からも、親子3代にわたる人骨が3体も発見されています。こちらも3人とも、頭蓋骨が変形されています。

 

番組側が、他の地域で人工的に変形された頭蓋骨は発見されていないか調べたところ、南米ペルーのクントゥル・ワシ遺跡から遺跡の神殿から変形した頭蓋骨が発見されていました。

 

この人物には豪華な金製品、副葬品があったため、シャーマンではないかと仮説が立てられています。このクントゥル・ワシ遺跡から出土された頭蓋骨を見た感じ、顎は出ておらず、鼻がひしゃげているようでした。

 

 

なぜ頭蓋骨を変形させたのかについて「人々とは違う容姿をすることにより、神とつながることができる神秘性を持たせた」という仮説です。

 

もうひとつの共通点は、松坂前方後円墳の変形頭蓋骨と、クントゥル・ワシ遺跡から出土した変形頭蓋骨は、両方とも支配階級の墓から出土されています。人類学的にシャーマンは支配階級だったことを考えると、生前は支配層の人間だったことが窺えます。卑弥呼みたいな感じです。

 

 

こういう遺跡を自分が発見したらテンショソが上がりそうです。

 

トンカラリン遺跡の周辺から古代朝鮮の物が多数出土されており、トンカラリンは古代に朝鮮から渡ってきた遂穴信仰ではないかと番組が締めくくられていました。日本は古代エジプトで描かれた絵とまったく同じデザインの絵が描かれた石が出土されてるくらいですし、朝鮮半島から渡ってきた文化はもちろんありそうです。