ASD境界域支援級息子の中学受験振り返りですにっこり
役には立たない個人的な記録を独り言として晒すだけですごめんなさい




部分的な息子のスペックですが

5年生最後の段階で
算数Y60程度
国語Y30未満


差がありすぎる驚き

算数塾での面談の時に「偏差値20台って出るんですねぇ」と感嘆の声ネガティブを出しました…無気力

ここで一般的な考えであれば

苦手な国語を頑張る方が成績は上がりやすいはず!
そこまで低いなら勉強すれば上がるはずだから国語を頑張って勉強しよう!

…なのですが、うちの場合は国語を捨てにかかりました

長文読解に関しては現時点で勉強に対するリターンがないと判断したからです

努力して努力しても、皆が普通に生きているだけで得られる程度の事しか得られない

血を吐くような努力をしても苦しいだけで得られるものは少なく犠牲が多い

平たく言うと長文読解は障害由来なので普通のレベルに引き上げる事は難しい、と判断しました

無理をすると教える側も教わる側も苦しくなってしまうと判断

(ちなみに、できる分野の漢字や語句はやりました

漢字は覚えられるしできるので)



急かしてもどうにもならない部分があるという事は幼少期で言葉が出なかった時に思い知っています

自閉症や発達障害のある子のご家族ならば、きっと同じ思いをした人は多いのでは?と思っています

どんなに親が望んで頑張ってあらゆる手を尽くしても、結局は干渉できず見守り待つしかないようなあの感じ


…なので

うちの場合は受験国語の長文読解の勉強をやりませんでした

こんな受験生世の中にまずいないだろうと思ってます

実際に算数塾の先生からは真顔で「国語を捨てるのは聞いたことがありません」と言われました


小学校2年になる頃からお世話になっている公文でも、算数は簡単にオブジェ(3年先)を取ることができても国語は学年相当になる頃にギブアップしました

(ちなみに今でも受験中も英語は続けています)

努力しても難しいからこそ、障害と呼ばれるのだよなあと痛感しています



話がとっ散らかりましたが

障害由来で苦手な事があるのならば、それを極力避けつつ先延ばしにして本人の成長を待ち(あくまで先延ばしにするだけでこの場合は逃げ切れるとは思ってません念の為)現時点の得意分野でカバーできるあらゆる方法を考えてみるのもアリなのでは、と思っています

勉強だけの話ではなく、苦手な事を無理して頑張るより得意な事を活かす、という選択はこれからも可能な限り続けると思います


ちなみに、中学では数学と英語は能力別だそうでにっこり

国語が能力別(クラス分け)されなくて本当によかった不安