ドラマをリピートして観るなんて、いつぶりでしょう。
贔屓目と言われようとも、超面白い『LAST HOPE』
個人的には医療モノはそれ程好きではないのですが、今作は「メディカルサスペンスエンターテイメント」というだけあって、主要キャストの全員に謎めいた過去があるという設定で、そのストーリー性にどんどん引き込まれていきます。
初回から、至る所に伏線を張り巡らせてありましたよね。
タイトルバックでキャストの映像と共に浮かび上がってくる英語のワードにも、重要なヒントが隠されているようです。
初見では見逃していたポイントも、リピすることで発見できたこともあり、私なりに勝手に伏線を読み解いて、ストーリーを予想してみました。
既出かも知れませんし、見当違いもあるかも知れませんが、そこは大目に見てくださいまし。
BIRTH・・・誕生
このワードからして、出生に秘密があることは明らかですよね。
単純に予想すると、波多野診療所院長の息子ではないと思われます。
トンネル崩落事故で亡くなった斉藤夫妻の息子なのかな、と。
そして、卓巳が眺めてい帝大病院高度医療センター長・鳴瀬哲司の紹介記事には、「好きな映画はヒッチコック監督の『知りすぎていた男』」と。
この『知りすぎていた男』って、息子が誘拐されるストーリーなんですよね。
この伏線を繋ぎ合せると、波多野院長が斉藤夫妻の息子を誘拐ってなるんですけど、最後のシーンから想像すると、子どもの頃に重篤な病気にかかった息子を斉藤夫妻が見捨て、波多野院長が自分の息子として育てた、という風にもとれます。
うーん、まだまだ謎ですね。
TRUTH・・・真実
彼女が高校生の頃に、家族が警察沙汰を起こしていますね。
その後、名前を変えて生きている程なので、殺人等の重犯罪だと思われます。
予告を観る限り、歩美の過去については次回あたりから徐々に解き明かされていきそうです。
PARTING・・・別離
妻なのか彼女なのかは分かりませんが、愛する人と死別しているのでしょう。
「延命治療で生きながらえている命、本当に生きていると思うか?」と歩美に対して問い掛けるシーンや、回想シーンで女性にモルヒネを投与しようとした手が止まるシーンからして、愛する人の苦しむ姿を見たくないとの思いで安楽死へ導いたのかと予想できますね。
これは、ほぼ間違いないんじゃないでしょうか。
ENMITY・・・憎悪
「医者に母親を殺された。」という台詞をストレートに受け取ると、医療ミスで母親を亡くしたのでしょうか。
初回では、伏線はこれのみでした。
AMBITIOUS・・・野心
志を持って医者になったのではなく、単にお金儲けのため。
子どもの頃の自身の病気から、それを悟って野心が芽生えたのでしょう。
ドラマ的にも、6人全員の過去を掘り下げるのには限界があるでしょうから、彼に関してはこれが全てじゃないかな、と。
回を追っても、それ以上の謎は出てこないような気がしてます。
(北村さん、ゴメンなさい)
PERSISTENCE・・・固執
実は私、この方の伏線に、一番興味津々なのです。
息子を亡くしているけれど、本人はまだそれを認めていない様子。
そして、彼の元に届いた『細胞バンク』からの封書。
彼は亡くなった息子の細胞を保存し、息子のクローン的なものを作ろうとしているのではないでしょうか
研究医という立場を利用し、着々と実験していそうですねー、これは
なんだか、ゾクゾクする展開になりそうな予感。
個人的な萌えを抜きにしても、ストーリー的に気になるポイント満載で、目が離せない『LAST HOPE』
次回の放送が楽しみ過ぎます
いや、これ、ホント、贔屓目なしで面白いですよね