一旦疑惑を持たれた大臣や首長がその要職に止まった例は無い | ■ある中年男の日常■(人事と人智を尽くして天命を待つ生き方さえすれば勝ち負けなどどうでも良いではないか)

■ある中年男の日常■(人事と人智を尽くして天命を待つ生き方さえすれば勝ち負けなどどうでも良いではないか)

あまり肩肘張らずにその日の出来事や思った事、共感した事・感動した事をブログに載せてみたいと思います。

永田町では一旦吹き出した解散風は止まらないと謂う格言があるそうだが一旦疑惑をもたれた大臣や首長は辞任するまでは国民の不信感は収まらないというのも事実であろう。

今までの歴史を見てもロッキード事件に関与した田中角栄や佐藤孝行最近では小渕優子や甘利や猪瀬直樹など一旦疑惑をもたれた大臣や首長はことごとく辞任に追い込まれている。

舛添が続投の意思を示した頼どころは法的にはクリヤーしているのだから自分が辞める意思を持たなければ任期までは続けられると思っているのだろう。

秀才である舛添の考えそうな事ではある。

しかし同時に舛添は今後の政治生命やマスコミ出演や講演や作家としての道も完全に絶たれる事になるだろう。

猪瀬直樹もかなり粘って辞任したが彼の場合はたった一回の金銭授与だけであったし百条委員会設置が決まるとすっぱりと辞任した。
人間性まではあまり否定されなかった。

果たして舛添の思い通りに行くだろうか。

彼の最近の記者会見の表情を見ている限りではかなり精神的に追い込まれているような気がする。
もし舛添の首に鈴をかけるとすれば自民党よりも公明党の圧力であろう。
ネットでは嫁が創価学会の幹部であり元々舛添は都知事選に出なければ創価大学で教授になるという予定だったと謂われている。

もしそれが事実なら今後の将来や嫁の立場からしても公明党即ち創価学会の圧力があれば舛添は辞任するだろう。

元々舛添を東京都知事候補にいち早く推薦したのは公明党であり勝てる候補がいなかった自民党が公明党との連立を重視する為に一旦除名した舛添擁立に同意したと謂われる。

小泉進次郎が舛添を擁立する大義が無いと言った言葉が今になって正しかったと言えるだろう。