来月5月のカレンダー台紙は一目刺しの毘沙門亀甲を刺すつもり。

実は去年の5月も毘沙門亀甲にしたのですが、この時は今と違って真ん中を空けていました。


翌月から全面に刺す事にしたので、今年はそれに合わせて刺し直そうと思っていました。


4月までは去年と違う文様にしてきましたが、端午の節句に毘沙門亀甲はもうバッチリだと思うので文様はそのまま、

ただし糸の色は青系にしようと思いました。


というのも12枚そろったところで全部つなげてタペストリーにするつもりで、

今までのを並べてみると赤やピンクに比べて青系が少なかったので。


で、去年の記事を振り返りながら方眼ガイド布に斜方眼を書いてから刺し子始め。


方眼ガイド布はこれ。



で、刺し終わって水通ししてアイロンをかけました。


これで水で消える方眼ガイドのプリントも、フリクションの下書きも消えるはず。


が!!

フリクションの斜方眼が全然消えないんですけど!?


糸が縦横斜めとたくさん入ってるのでアイロンの熱がうまく伝わらないのかな?


そう思って繰り返しアイロンをあてたり、あてる時間を長くしたり。


ドライヤーの熱風を当ててみたり。


時間を置いて何度もアイロンがけもしてみました。


とうとう、もうこれ消えないんだ、と思うしかなくなりました。


どうやらこれってフリクションじゃない普通のボールペンだったようです。。。


フリクションペンは今までカラーサインペンタイプのフリクションカラーズを使っていました。

今回は細かいので芯が細くないとうまく引けないと思ってボールペンタイプを使ったのでした。


そしてこれは普通のボールペンと一緒のペンケースに入れてあったので、間違えて普通のボールペンの方を使ってしまったんだと思います。


なぜそこで間違う?!と聞かないでください。私にもわからないんですよ。


改めて布を裁って、今度は確実にフリクションなのを確かめて方眼を引き出したら


前回とはインクの出方、書き味が全然違う。

やっぱり前のは普通のボールペン使ってたんだ。

(ガックリの2乗)


一日経ってなんとか気を持ち直して斜方眼は引き直しました。


問題は糸。



この糸どうするよ?


市販の糸だったら諦めもつきますが、今回使ったのは自分で染めた糸。


それも重ね染めでできた、手のかかっている糸で、特に細糸の方はもう残り少ない。


そのままにするには惜しくて、


全部解いて再利用することにしました。



斜方眼はうまく引けるようになりました。


つか、方眼ガイド付きだと斜めだけで縦線は引かなくても充分だとわかりました。