週末に旦那さんのために作った染液で、平日に刺し子糸を染めました。
染めの材料は玉ねぎの皮とびわの乾燥葉。
染め上がりは
きれいに色が入りました。
どれも濃染処理なしですがバッチリ染まっています。
びわは2種類。
右は銅媒染でサーモンピンク。
旦那さんのタオルハンカチも銅媒染だったので色味はほぼ同じです。
左は塩を使った、ナトリウム媒染?
塩は料理に使っている普通の塩です。
媒染に塩を使う方法はあまり資料がなくて、分量は適当です。
わからないなりに多めに溶かしてみました。
去年も一度びわ染め塩媒染をしてみて、その時の色はとても気に入ったのですがその後の変色や褪色が心配でした。
でも今回そのときの糸やそれで刺したふきんを出してみると特に変化はないようだったので安心して一かせ染めてみました。
塩媒染することでベージュ味が退いてきれいな明るいピンクに変わっていくのに感動します。
市販の糸と比べると
ダルマの紅梅を少し淡くした感じで、
ホビーラホビーレの濃ピンクから少し眠さを取った感じかな。
わかりにくい表現ですみません。
玉ねぎ染めは
1月にも刺し子糸を染めていましたが、この時は濃染していました。
今回は濃染していないのでそれより黄色味は薄いですが、それでもこのくらい染まっていれば白い晒しに刺しでも充分黄色に見えるんではと思います。
市販の糸と並べると
1月に染めた分はホビーラホビーレのカラシと
今回染めた分はダルマの向日葵と近いかなと思います。
にごりやくすみのないきれいな発色というのがとてもうれしい!
あと今回から糸の扱いをちょっと変えたことで、かせがもつれたりからんだりせず、いい感じのかせ糸のままフィニッシュできるようになりました。
小さいけど私にとっては大きな進歩です。
濃染といえば、今までは誠和さんのディスポンを使っていましたが、去年誠和さんが廃業されたようで入手が難しくなっているようです。
まだ手元に残ってはいるのですが今後のために藍熊染料さんの濃染剤を買ってみました。
カラーアップZB
どうなるかなあ。