少し前に旦那さんがMUJIでタオルハンカチを買ってきました。白い無地のハンカチです。
長年使ってきたハンカチがすっかりくたびれできたのでそろそろ新調したい、ついてはこれを自分で染めてみたい、というのです。
こんなふうに言ってくれると私までわくわくしちゃいます。
ハンカチなんで比較的淡い色、くすみやにごりのない色がいい、ということで、
今まで染めた糸や晒しを引っ張り出してあれこれ検討し、玉ねぎの皮とびわの葉、2種類染めてみることにしました。
びわの葉は2年前にこつこつ電子レンジで作った乾燥葉です。
これは染液を作るのに少し手間がかかるし日を置いたほうが赤みが増すので私が前日に作っておくことにしました。
今回のレシピは、
・濃染はしない
・重曹は入れない
なるべく自然に色を出してやさしく色を入れたい
・一番液は捨て、二番液から五番液まであわせて使う
・染液は都度、晒しで濾す
びわは産毛や細かいゴミが多いので
玉ねぎの皮は料理で出たものを冷凍してためて置いたもの。
こちらの染液は旦那さん自身にやってもらいました。
びわ葉の染液
玉ねぎの皮
びわの方が数段濃いけど、どちらも赤っぽい色です。
でも染め上がりは全然違います。
左が玉ねぎ、右がびわ。
びわは柔らかなピンク。少しベージュがかってるけどきれいな色味だと思います。
(銅媒染の2回染め)
玉ねぎは、旦那さん的にはもう少し淡い黄色がよかったようです。
一回しか染めてないけどとかなり鮮やかな黄色になりました。
染液から出した時はごく淡い黄色だったのにミョウバン液につけると一気に鮮やかな黄色に発色して驚かされます。
玉ねぎもびわも濃染しなくても木綿が染まるので、挑戦しやすい素材だと思います。
2枚並べるとかわいさ倍増ー。
残った染液を使って私も刺し子糸を染めました。こちらは媒染を変えて色味がさらにかわいくなったのでまた改めて記事にします。