庭の自生した桑の木、どんどん枝葉を伸ばしていてヤバいくらいなので
またばっさり剪定して草木染め。
もうすっかり夏の暑さなので、朝4時半に剪定開始、枝と葉を分ける作業をして6時前から染液の煮出し開始。
といっても普通の草木染めより煮出す手順が多いので朝の涼しい時間だけでは終わらなかったけど
そのかわり暑くて温度が下がらないので火を消してもそのまま煮出し作業がすすむ、というのは一ついいところかも。
今回染めたのは
刺し子糸2種類と、以前染めた手ぬぐいの染め直し。
手ぬぐいというのは
去年タデアイでたたき染めをしたものです。
それよりだいぶ前にローズマリーで地色を染めていましたが去年の時点で既に微妙なベージュでした。そこからさらに少し薄くなっていたのを桑の葉の黄色の染液で染め直しました。
緑味のある黄色です。
葉っぱの模様とも合ってるかも。
刺し子糸は緑に染めました。
左はきれいな黄緑色になりました。
右の糸はだいぶ以前に梅の枝で染めたものに重ね染めしたら抹茶のようなこっくりした緑になりました。
染める前の色は
生成りというか砥粉色というのか。
多分このままだと使わないかなと思ったので染めてみましたが大成功でした。
去年染めた桑染め糸と並べると
桑葉だけで染めたもの(左側)は少し濃く染まりました。
ただ去年にk比べて葉の量をだいぶ増やした(500g)ことを思えば、意外と差がつかなかったような。
重ね染めした方が深みのある緑になりました。
桑の葉で染める緑系は、タデアイで染める青系と並んで使い勝手のいい色なので
夏の終わりにもう一度染めてみたいです。